Windowsのシステムやアプリで表示されるメニューや説明部分の文字の大きさは、全部まとめてWindowsの[設定]の中にある[アクセシビリティ]の機能の1つ[テキストのサイズ]を使うことで変更できます。

この記事では、この方法を説明します。
ちなみに、Windowsの各アプリで作成する文書等の画面上や印刷結果の文字の大きさは、各アプリそれぞれ独自の方法を使って変更します。
1.概要
Windowsのシステムやアプリで表示されるメニューや説明部分の文字(すなわちテキスト)の大きさ(すなわちサイズ)の変更(すなわち拡大縮小)は、次の手順で行います。
①[スタートボタン]⇒[設定]⇒[アクセシビリティ]⇒[テキストのサイズ]
②[テキストサイズのプレビュー]欄でテキストのサイズを確認しながら、[テキストのサイズ]欄の赤い点をドラッグして、適当なテキストのサイズを選択
③[適用]ボタンをクリック
2.目的
Windowsのシステムやアプリで表示されるメニューや説明部分のテキストの初期設定のサイズは、一番小さいサイズです。
例えば、デフォルトのテキストサイズでWordを表示すると、次のようになります。

また、デフォルトのテキストサイズでExcelを表示すると、次のようになります。

Windowsのシステムやアプリで表示されるメニューや説明部分のテキストのサイズは、初期のサイズを100%とした場合の100%~225%までのサイズに、随時自由に変更することが可能です。
以下の2つの図の例は、このあと紹介する方法で、Windowsのシステムやアプリで表示されるメニューや説明部分のテキストのサイズを2倍(200%)に変更した後のWordファイルとExcelファイルです。


3.方法
①[スタートボタン]⇒[設定]⇒[アクセシビリティ]⇒[テキストのサイズ]
・[スタートボタン]を

クリックします。
・[設定]を

クリックします。
・[アクセシビリティ]を

クリックします。
・[テキストのサイズ]を

クリックします。
②[テキストのサイズ]欄の赤い点をドラッグ
・[テキストのサイズ]欄の赤い点を、

[テキストサイズのプレビュー]欄のテキストのサイズが適当なサイズになるように

ドラッグして調整します。
この例では、200%にしています。
③[適用]ボタンをクリック
・[適用]ボタンをクリックします。

アクセシビリティのページもWindowsシステムの一部なので、そのテキストのサイズも2倍(200%)に変わって新たに表示されています。
この状態で新たにWordを開くと次の表示になります。

また、Excelを開くと次の表示になります。

WordファイルもExcelファイルも、メニューや説明の表示部分だけが2倍サイズのテキストに変わるだけで、作成中のファイルの内容の画面表示や印刷のテキストサイズには影響しません。
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