Scratcherとクラウド変数(Scratchコミュニティーサイト)

Scratchコミュニティーサイトで使われる、Scratcher(スクラッチャー)とクラウド変数という用語の意味を説明します。

[目次]
1.ScratcherとScratchのユーザーの違い
2.Scratcherと年齢
3.Scratcherのメリット
4.クラウド変数とは

1.ScratcherとScratchのユーザーの違い

ご存知の方も多いと思いますが、子ども向けプログラミング言語Scratchを利用するときは、それを開発し広く一般に提供している米マサチューセッツ工科大学(MIT)のライフロングキンダーガーテン(生涯幼稚園)グループが管理運営する、Scratchコミュニティーサイトから行います。

Scratcherとは、単にScratchを使う人という意味ももちろんありますが、Scratchコミュニティーサイトで使われる用語としてのScratcherには、それ以上の意味があります。
Scratcherとは、Scratchコミュニティーサイトにユーザー登録(Scratchコミュニティーサイトの用語では、サインアップと言います)をしたユーザーが、Scratchコミュニティーサイト内でログイン(Scratchコミュニティーサイトの用語では、サインインと言います)し、様々な活動、例えば、Scratchのプログラムを作成したり、公開(Scratchコミュニティーサイトの用語では、共有とかシェアと言います)したり、他の人が作ったプログラムを見たり、他の人のプログラムを修正(Scratchコミュニティーサイトの用語では、リミックスと言います)したり、自分や他の人の複数のプログラムをまとめたり(Scratchコミュニティーサイトで登録した個々のユーザーが使える、スタジオという場所を使う機能を使います)、フォーラムに参加したりしていると、ある日、ScratchコミュニティーサイトからScratcherに認定されます。
認定されたことは、メッセージが来るので、確実に気づくことができます。

Scratchコミュニティーサイトにユーザー登録をしていない方でも、Scratchで頻繁にプログラムを作る方はいらっしゃると思いますが、Scratchコミュニティーサイトで、Scratcherと呼ばれるのはユーザー登録をして認定された方だけとし、Scratcherに対してScratrcherでないユーザーをNew Scratcherと呼んで区別しています。

2.Scratcherと年齢

Scratrchコミュニティーサイトへのユーザー登録(サインアップ)は、誰でも無料で行うことができます。
ただし、登録したい人が13歳以下の場合は、保護者のメールアドレスを登録する必要があり、保護者の承認が必要ということになります。
小学生のScratcherもたくさんいます。
興味のある方は、Scratchコミュニティーサイトの統計情報ページ内にある[新しくScratcherになった人の年齢分布]のグラフをご参照ください。

3.Scratcherのメリット

Scratcherになると、次のようなメリットがあります。
・クラウド変数を作って使える(New Scratcherはクラウド変数を作れず、使えない)
・フォーラムのトピックを閉じる機能を使える(New Scratcherは閉じる機能が使えない)
・フォーラムでの投稿後、再投稿までに60秒だけ待つ(New Scratcherは120秒)
・フォーラムで画像投稿ができる(New Scratcherは画像投稿ができない)
・コメントがすぐ反映される(New Scratcherは30秒待たなければならない)
・フォーラムで外部リンクができる(New Scratcherは外部リンクができない)
・フォーラムで編集のためのURLが出る(New ScratcherはURLが出ない)

4.クラウド変数とは

クラウド変数とは、プログラムの実行終了時にその変数の値を保持し、そのプログラムの次の実行時に、その変数のみ直前の実行終了時の値からプログラムの実行を始めるものです。

クラウド変数は、Scratcherのみが使用できる変数で、10個まで作成できます。

クラウド変数を作成するには、以下の手順で行います。

➀Scratcherに認定されたユーザーでログイン(サインイン)
➁Scratchのオンラインエディターを開いておく
➂ブロックパレットの[変数]カテゴリーの[変数を作る]ボタンをクリック
➃表示された[新しい変数]ウィンドウで[クラウド変数(サーバーに保存)]にクリックしてチェックを入れ、[OK]をクリック


クラウド変数は、普通の変数との見た目の違いとして、変数名の頭に雲のマークが付きます。

クラウド変数は、例えば、そのプログラムがトータルで何回利用されたかをカウントするのに利用したりします。

 

参考:
https://ja.scratch-wiki.info/wiki/Scratcher
https://ja.scratch-wiki.info/wiki/New_Scratcher
https://ja.scratch-wiki.info/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF

 

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