外出自粛時の活動にWeb会議アプリの無料機能が役立つ!:Zoomなど

新型コロナウィルスの蔓延で、現在、日本では外出自粛を余儀なくされています。

そんなときに役立つのが、Web会議アプリです。

Web会議アプリは、インターネットを介して複数の人と同時につながった状態で、画像と音声、文字情報の共有ができるので、お互いの顔を映しながら会話をしたり、自分のPCなどの画面を相手と共有しながら話をしたり、チャットのように文字情報のやり取りができます。

今回はWeb会議アプリの中でも、無料で利用できる機能が充実していて使いやすいZoom(ズーム)を中心に、その機能をご紹介します。

【目次】

1.Zoom:Web会議を招集する側

2.Zoom:Web会議に参加する側

3.Zoom:行えること(概要)

4.Zoomのメリット



1.Zoom:Web会議を招集する側

Web会議を招集する側のことをホストと言います。

Zoomでホストになりたい場合は、アカウント登録を行います。

Zoomでは、Web会議のことをミーティングと言います。

あなたがホストなら、ミーティングの開催日時を参加予定者と相談した後、Zoomを使ってミーティングを1つスケジュールします。

そして、作成したミーティングのURLを、参加予定者にメールなどを使って知らせます。

このとき、参加予定者のZoomアカウントの有無は問われません。

2.Zoom:Web会議に参加する側

ミーティングのURLをもらったミーティングの参加予定者は、開催日時になったら、そのURLを開きます。

それが、Zoomのミーティングの初めての参加なら、Zoomアプリのインストールが自動で始まり、続いて、Zoomアプリが開きます。

Zoomは、参加してもらいたい人が、Zoomの機能を知らない場合でも、いきなり参加を依頼し、ミーティングに参加してもらいやすい作りになっています。

3.Zoom:行えること(概要)

2020年2月現在、Zoomの無料版でで行えることは、次のとおりです。

・100人の参加者(ホストと合わせて101人でのミーティングが可能)

・時間無限の1対1ミーティング

・1回40分までの3人以上のミーティング

・ミーティング数は無制限

・話者(その時話している人のこと。アクティブスピーカーと言います)の画面を自動表示

・フル画面とギャラリービュー(各参加者の画面を1画面に分割表示)

・同時画面共有

・Mac、Windows、Linux、Chrome OS、Androidに対応(PC、タブレット、スマホに対応。もちろん、自撮り画面を表示したければ、カメラ機能が付いたPCを使用する必要がありますし、カメラ機能がないPCの場合はWebカメラなどを装着する必要有り)

・バーチャル背景(クロマキー有りでも無しでもOK。有りで使用するときれいに表示される)

・ミーティングを動画(MP4)や音声(M4A)でミーティングを操作中のPCやスマホに保存(ローカル記録と言います。Zoomが提供するインターネット上のある領域に保存することをクラウド記録と言い、有料の機能として提供されています)

・ホストコントロール(画面共有、動画、音声などを、ホストが制御できることを言います)

・ホワイトボード機能(真っ白な画面に描画ツールがあり、書いて&描いて、説明ができます)

・セキュリティ(SSL暗号化やAES 256ビット暗号化など)

4.Zoomのメリット

Zoomとよく比較されるアプリに、Skypeがあります。

SkypeはWindowsのPCにバンドルされていることが多い、ビデオ通話アプリです。

もともとは、1対1を基本としたビデオ通話アプリという位置づけだったので、ホストも参加者もアカウントの作成が必須でしたが、2020年2月現在では、グループビデオ通話というコンセプトでWeb会議を意識した仕組みに変わりつつあり、参加者にはアカウントの有無を問わなくなっています。

そのSkypeと比較すると、Zoomは、無料で接続できる最大ユーザー数が約2倍(Skypeはホスト1人と参加者49人)であることや、通信量がコンパクトなため、画像や音声が安定していることなどがメリットとして挙げられます。

Skypeは音声通話が得意で翻訳機能などもついているというメリットがありますが、やはり、Web会議ということであれば、Zoomに軍配があがるかもしれません。

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