ダブルクリックのカチカチッの判定速度を変える方法を説明します。
マウスの左ボタンをゆっくり2回押しても、ダブルクリックと認識されるように調整すれば、マウス操作の苦手な方も、楽に操作ができるようになります。
今回は、Microsoft Windows 10 Homeエディションで調整する例をご紹介します。
【目次】
1.ダブルクリックがうまくいかないときがある
2.ダブルクリックのカチカチッの判定速度は自由に変えられる
1.ダブルクリックがうまくいかないときがある
Microsoft Windowsには、マウスの左ボタンを2回連続でカチカチッと押す、ダブルクリックと呼ばれる操作があります。
マウスの左ボタンは、右手の人差し指で操作する方が多いと思いますが、例えば、右手の人差し指を怪我してしまったときなどは、慣れない別の指を使って操作をすることなどになり、いつもの速度で2回連続のクリックができず、ダブルクリックがうまくいかないこともあると思います。
また、コンピューターやマウスの操作に不慣れなお年寄りや、小さなお子様も、最初はダブルクリックが苦手な方が多いように見受けられます。
2.ダブルクリックのカチカチッの判定速度は自由に変えられる
ダブルクリックは、1回目のクリックと2回目のクリックまでの間が、一定時間以下だと、シングルクリックが2回ではなく、ダブルクリックという操作であったと、Windowsが判断するものです。
これ以下であればダブルクリックであるとシステムが認める、1回目のクリックと2回目のクリックの間の長さは、次の手順で、ユーザーがいつでも変えることができます。
Windowsの[スタート]ボタンをクリックします。
➁[設定]をクリック歯車の模様のボタンである[設定]をクリックします。
もし、ここで、[Windowsの設定]画面になっていなければ、左上の家のマークの[ホーム]をクリックして[Windowsの設定]画面を表示します。
➂[デバイス]をクリック[デバイス]をクリックします。
➃[マウス]をクリック左の列から、[マウス]をクリックします。
➄[その他のマウス オプション]をクリック右の欄の[関連設定]の下にある[その他のマウス オプション]をクリックします。
➅[マウスのプロパティ]ウィンドウの[ボタン]タブの[ダブルクリックの速度]欄のバーを調整[マウスのプロパティ]ウィンドウが開きます。
この中の最初のタブである[ボタン]タブの、[ダブルクリックの速度]欄の[速度]バーをドラッグして調整します。
適当な位置にドラッグしたら、右横のフォルダの絵の上でダブルクリックをしてみます。
ご自身のしっくりくる速度でダブルクリックして、その絵のフォルダが開いたら、その速度で調整されたことになります。
開かなかったら、もっと[遅い]よりの方にバーをドラッグします。
もっと速い操作で判定してほしければ、[速く]よりの方にバーをドラッグします。
[OK]ボタンをクリックして、完了します。
最初に開いた[設定]のウィンドウは、右上の×印をクリックして非表示にします。
今回は、Windows 10 Homeエディションを使って説明しましたが、他のWindowsにも同様の機能があるので、[コントロールパネル]で[デバイス]の[マウス]から探して見てください。
YouTube動画「ダブルクリックの判定速度を変える(Windows10 Home エディション)」をご参考までにご覧ください。
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