そろばん:指慣らし 165⇒9999・・・990

そろばんの、日頃の授業の合間はもとより、検定試験や競技会などに行った際、開始までのちょっとした待ち時間などに、指慣らしとして行う面白い計算が、いくつかあります。
今回は、そういった計算のうちの2つを紹介します。


【目次】
1.指慣らしの例1:99・・・990
2.指慣らしの例2:123456789
3.まとめ

1.指慣らしの例1:99・・・990

1つめは、そろばんの一番右の一桁以外を全て9にする計算です。
これは、165を6回足すと、990になることを利用しています。
そろばんの左端に165と置き、

<165の写真>
<165の写真>

990になるまで5回足します。

<99の写真>
<99の写真>

次に、今出来上がった990の0のところに1、その横に続けて65と置き、再び990になるまで足します。
これを一番右端まで繰り返し行います。
一般的に、そろばんは奇数桁で作られているので、結果として、一番右端が0で、その他が9になります。

<9999・・・990の写真>
<9999・・・990の写真>

そろばんの桁の端から端まで、さらに、各桁全部の珠を使い切る計算なので、妙に達成感があり、癖になる計算です。

2.指慣らしの例2:123456789

2つめは、123456789を10回足し算する計算です。

<1回めの写真>
<1回めの写真>

123456789は、何回か足していく途中で、面白い値になります。

<3回めの写真>
<3回めの写真>
<6回めの写真>
<6回めの写真>
<8回めの写真>
<8回めの写真>
<9回めの写真>
<9回めの写真>
<10回めの写真>
<10回めの写真>

これらの途中の値は、何度もやっているうちにだんだん覚えてくるので、指慣らしの中で、今日は間違えずに足し算がスムーズにできている、などと気づくことができ,自分の調子を測るのに良い目安にもなります。
もちろん調子が悪い時は、指慣らしを多めに行い、調子を上げる手段として使います。
ちなみに、私は、8回目の結果と9回目の結果が大好きです。

3.まとめ

特に、検定試験や競技会では、緊張して手の動きが硬くなりがちなので、会場に着くと、こういった指慣らしで、調子を整えていきます。
また、たとえ緊張していなくても、冬場は寒くて手が温まっていないこともあるので、そんなときは手を温めるために、指慣らしの計算を何度も行ったりします。

このような指慣らしは、履歴書に書けるような級を持っている人がよく行っていますが、実際のところ、これらの計算は基本的なそろばんでの足し算と引き算が範囲の10級が取れるだけの力があれば可能です。
腕(指!?)に覚えのある方は、そろばんをお子様に借りたり、そろばんがうちになければ、購入を100円ショップ(200円で売られていたりします)や文具店(桁数が少ないものは1000円位から、20桁以上のものはその数倍くらいの値段から)などでして、一度、試しにご自身で計算してみてはいかがでしょうか。
また、そろばんの経験がない方は、電子書籍そろばんの自己学習の本~図で理解 足し算・引き算 編~などで自己学習してみてはいかがでしょうか。
近年では、そろばんは、認知症の予防などにも良いという話もありますし、何より、これらの計算はとても面白いので、きっとはまると思います。

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